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【篠原菊紀教授監修 いきいき脳楽エイジング】

老人ホームの入居費用

有料老人ホームに入居するにはどれほどの資金が必要なのでしょうか?

従来は有料老人ホームといえば高額でなかなか敷居が高かったのですが、最近では比較的廉価で個人の趣向の多様化に対応した施設が多なったといわれます。いずれにしても、実態を把握したうえで、無理のない資金計画を早めに立てておきましょう。

そこで、一般的な有料老人ホームを例に具体的な入居費用をシミュレーションしてみました。

なお、一般「入居一時金方式」と「入居保証方式」の2種類があり、月々の月額利用料はそのどちらを選ぶかで変わってきます。

●入居一時金方式の例

契約時の入居一時金 25万円〜26万円。
入居一時金は、入居後40ヶ月(3年6ヶ月)以内に退居する場合は、月額(6000円ほど)計算で未償却分が返還される。償却後の追加金は不要。

月額利用料は、
 家賃 60000円〜65000円
 食費 35000〜40000円
 管理費 25000〜30000円

このほかに介護給付金の一割負担(介護制度によって異なる)、各部屋の電気代、医療費、オムツ代などが別途必要。

●入居保証方式の例

入居保証金 100000円。
保証金は退去時に全額返金。(退去時の居室の状況に応じて原状回復費の徴収あり)

月額利用料は、
 家賃 70000〜75000円
 食費 35000〜40000円
 管理費 25000〜30000円

この場合も介護給付金の一割負担、電気代、医療費、オムツ代などが別途必要。


つまり、入居一時金方式は、一時金を多く支払うことによって月々の家賃が抑えられるというものです。

一方、入居保証方式は一時金が低く、さらに退去時に全額返還する代わりに、月々の家賃が高いというものです。長く住むつもりなら入居一時金方式のほうが有利に見えますが、最終的にどうなるかはわかりません。また、これはあくまで一例ですので、個々のホームで実際にシミュレーションしてもらってください。

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