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「脳」は若返る!
【篠原菊紀教授監修 いきいき脳楽エイジング】

老人ホームのスタッフ

他人とのコミュニケーションは、人が生活していくうえで、これほど難しいことはないかもしれません。自分の身体の自由が利かなくなり、他人の援助が必要となった時は特に、精神的な負担は介護を頼む側も介護を受ける側も、それが家族であっても、双方にとってかなり大きなものです。老人ホームではましてそれを家族以外の人に依頼することになるので、それをどのような人に担ってもらうことになるのかは非常に大きな問題です。老人ホームの施設や介護サービスの内容と同様、そのホームのスタッフたちとのコミュニケーションもとても重要です。

老人ホームでは、一般的にどのようなスタッフがそのサービスに当たっているのでしょう。

1.ホーム長(施設運営責任者)
施設の運営責任者です。必ずしも経営者と同じとは限りません。

2.生活指導員
入居から入居後の生活のなかで相談に応じ、苦情などの受付、対応をしてくれる人です。有料老人ホームには必ず設置されています。

3.看護師
有料老人ホームには必ず看護師が設置され、ケアスタッフをかねていることもあります。ただし24時間ではありません。医者と連携して応急処置に当、ホーム内で医療行為はできません。

4.介護福祉士
介護福祉士は介護の国家資格を持ち、介護の専門知識をもって介護の実技を行うことができます。

5.理学療法士
リハビリなどの科学的な療法を用いて指導する専門の担当者のことです。なお理学療法士と次の作業療法士は、福祉器具の選択を行ったりして個人に合わせた訓練をします。

6.作業療法士
心理面も配慮したうえで、日常生活に支障のないように指導を総合的に行ってくれる専門の担当者です。

7.ケアマネージャー
医療、介護、保険の各分野の連携を図り、介護保険制度の中心的な役割を果たします。支援や介護のケアプランを作成、管理をするスペシャリストです。

8.ケアスタッフ
介護スタッフですが特に資格が必要というわけではなく、看護師が兼任することもあります。

9.ホームヘルパー
介護スタッフですが、ホームヘルパーには1級〜3級の資格があります。ホームヘルパー1級はヘルパーの管理も可能、2級は身体介護サービス、3級は家事支援サーブスを行うことが可能とされますが、資格がない人が介護にあたっている施設も実際にはあります。

10.栄養士
栄養士は個々の入居者の健康状態に合わせて、食事療法の相談にも乗ってくれるでしょう。ホームで提供される食事は必ずカロリーや栄養成分が計算されて献立が作成されています。多くの場合明示されます。

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