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「脳」は若返る!
【篠原菊紀教授監修 いきいき脳楽エイジング】

老人ホームの第三者評価

老人ホームに入って半年、何だかとても痩せちゃったみたいなのだけど。自宅に居たときにはあんなにふっくらとしていたのに。老人ホームにおじいちゃん、おばあちゃんを訪ねたとき、そのような変化を見て心配になることがあります。

当人に「しっかりと食べている?」と尋ねてみるものの、おばあちゃんの答えからは今ひとつはっきりとしたことはわかりません。最近、ことに認知症の症状が進んでいますが、ホームの方に尋ねても「大丈夫ですよ」の一言。普段お世話になっている手前、それ以上深く尋ねることはできませんでした。

公的機関による第三者評価により老人ホームのもつ不透明性を解消することが求められています。社会福祉法第78条(平成12年6月施行)では「福祉サービスの質の向上のための措置等」として次のように規定しています。

「社会福祉事業の経営者は、自らその提供する福祉サービスの質の評価を行うことその他の措置を講ずることにより、常に福祉サービスを受ける者の立場に立って良質かつ適切な福祉サービスを提供するよう努めなければならない。」

さらに同条第2項は次のようになっています。

「国は、社会福祉事業の経営者が行う福祉サービスの質の向上のための措置を援助するために、福祉サービスの質の公正かつ適切な評価の実施に資するための措置を講ずるよう努めなければならない。」

今後、この流れを受けてより多くの老人ホームで情報開示がごく当たり前のこととして行われることを願いたいです。

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