高額療養費

高額な医療費を支払った時に、高額療養費のことを知っていましたか？

高額療養費にに該当するかどうかがわからないために、そのままになっている方は実際にたくさんいるようです。医療費の計算は、素人にはとても複雑でわかりません。保険適用・非適用の区別が入ってくると、さらに難しくなります。そもそも保険の点数など普通の人にはわからない規定です。

ところが、高額療養費には時効が存在します。２年が過ぎると失効してしまいます。高額療養費だけではありません。広く保険料の徴収や還付には時効があるのです。

時効が成立すると、高額療養費を還付してもらえる権利が消滅します。高額療養費では診療を受けた月の翌月１日から２年間となっています。

この他、療養費や傷病手当金なども時効の適用を受けます。さらに、出産にかかる手当金や出産育児一時金もそうですし、死亡した時の埋葬料や移送費も該当します。保険料から還付される、いろいろなものが２年間で時効となります。

高額療養費の還付申請をし忘れているか、診療を受けた覚えのある方は一度過去の記録を見てみましょう。通知書があるかもしれません。時効が成立していなければ、領収書を社会保険事務所や近くの区役所等にに見せて相談すれば、お金が戻ってくるかも知れません。

手遅れになる前に，税金についておさらいしておきましょう．