高額療養費

医療費が高くなった、と最近思いませんか？

実際には保険診療ですし、毎日病院に通うわけではありませんので意外と気づかないのかもしれませんが、医療に関する負担の増加が、最近問題になっています。

たまに体調を崩すと、たとえ微熱程度や歯痛であっても、この世の終わりかと思うほどつらいものです。そんな時に、難病と長い間闘っている人のことを思い浮かべることもあるでしょう。ご本人も周囲も、さぞ辛い毎日だと思います。そして、彼らには巨額の医療費負担ものしかかっているのです。

医療費の高騰は、一度気になり始めると目につきます。高齢者の自己負担額も引き上げられます。高額医療費の限度額も法改正で引き上げられました。

病気は、自分で治すことのできることとできないことがあります。長期入院がどうしても必要な場合や、高額な薬を飲み続けないといけない場合は、体だけでなくお金の工面の心配までしなければなりません。

従って、高額医療費が避けられないという場合は、高額療養費の貸付制度などが利用できることを、知っておいてください。その場合、医療費のことだけでなく、精神的な支えにもなってくれるソーシャルワーカーと呼ばれる相談員が、総合病院には配置されていますので、上手に利用したいものです。